フレークタイプのキャットフード

愛猫が喜ぶキャットフードを与えたいと思うのは愛猫家なら当然ですが、ペットショップやホームセンターなどには様々な商品が並んでいます。何を買ったら良いか迷ってしまいますね。

キャットフードには、大きく「ドライタイプ」と「ウェットタイプ」があります。ドライタイプは「カリカリ」とも呼ばれるキャットフードで長期保存が出来るので人気になっています。一方、ウェットタイプは、水分が多く食感が生肉に近いので愛猫の嗜好性にあっています。いわば、「ご馳走」なのはウェットタイプのキャットフードと言って良いでしょう。

ウェットタイプにもいくつかの種類があります。

まずは、「パテタイプ」です。ペースト状やムース状になったキャットフードで、総合栄養食としても人気になっています。特に歯の弱くなったシニア猫には最適です。

もうひとつは、「スープ・シチュータイプ」です。ウェットキャットフードの中でももっとも水分が多く、大き目の素材が入っています。特に、食欲のない猫や水分をとらない猫の栄養補給にはオススメです。

3つ目が、「フレークタイプ」です。フレークタイプは、「ツナ缶」のようなものです。主に魚を使ったもので、素材そのままの食感が楽しめます。愛猫の嗜好性に合ったキャットフードです。

フレークタイプには、「総合栄養食」「一般食」「栄養補完食」「副食」があります。総合栄養食は、栄養のバランスが良いので、主食としても与えられます。また、ドライタイプを食べない時のトッピングとしても効果的です。

一般食や栄養補完食、副食などは栄養が十分ではないので、「おやつ」として与えるのがベストです。また、フレークタイプのキャットフードは食べ応えがあるので、カロリーが少なくても満足感が得られます。肥満猫のダイエット用としても使えます。

但し、フレークタイプも水分が多いので、開封すると早いペースで鮮度が落ちていきます。鮮度が落ちると愛猫は食べなくなってしまうので、最低でも1日で食べきれる大きさのものを選ぶようにしましょう。